『イルマーレ』席毛島の海岸に建てられた海辺の家
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満潮になると、家の柱が海水につかるという実に景観が素敵な「海辺の家・イルマーレ」。実際に江華(カンファ)島の西側に位置する小島、席毛(ソンモ)島海岸に建てられたものです。江華島はソウルから車で約2時間くらいでしょうか。席毛島に行くには、そこからさらにフェリーに乗らなければなりません。
家の建設にあたってイ・ヒョンスン監督は、自ら訪れて「日の出」「日の入り」を入念にチェックし、家とのバランスを研究したそうです(実際には予想と少しズレてしまったそうですが)。
特に夕日はとても重要な存在として映像に多く使われています。夕暮れの時間帯はマジックアワーといって、昼と夜の間に存在する非常に神秘的な時間帯。この映画のテーマである「時を越えた愛」と通じるものがありますね。監督曰く「郵便受けを媒介にして手紙が行き来する神秘的な現象、日常ではあり得ないこと。夕日はそういう神秘的の象徴なのです」
また、海岸のまわりもきれいに造成したそうです。さらに家の外観に関しても、ペンキを塗り直したり、外壁にボルトを打ち込んで立体感を演出。細部にまでこだわっているのがよくわかります。
この家は残念ながらもうありません。セットを頑丈に補強し、長期保存しようとしていた矢先、めったにこない台風に直撃。壊されてしまったそうです。残念!そんな監督のお言葉
目に見えるものだけが大切ではないですよね。
胸に描いて目を閉じればイルマーレの家が幻のように浮かぶかもしれません。

この家は空洞で、内部は別のセットで撮影しています。ところが唯一、この家の中で実際に撮影したシーンがあります。



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窓辺から見える景色は実際に<イルマーレ>から見えたものです。
この窓の位置もよく考えられていますよね。
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by uzuzun_55 | 2005-05-18 13:37 | 【イルマーレ】
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