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寝台特急「あさかぜ」
寝台特急さくら、あさかぜ 歴史に幕
 今日から3月。なんとなく3月は別れの季節ただよう。そんな中、寝台特急「あさかぜ」「さくら」が昨日で廃止になったとニュースで知った。今朝の日経新聞『春秋』でもとりあげていたが、この「あさかぜ」は私にとって、とても思い出深い列車。とはいっても、実際に乗ったわけではない。推理小説の傑作、松本清張著『点と線』の冒頭に登場するのだ。私はこの小説を読んでシビレました。たぶん中学生くらいの頃だったと思う。家にあったのを何気なく手にとって読みふけっていた。私のミステリー好きに加速がついた頃です。
 出張で使ったり、寝台列車で上京された方などもいると思う。なんとなく出会いと別れの季節に色んな想いを載せてきた寝台特急がなくなるのは、ちょっと寂しい気がした。スピードと効率を優先して、旅情や人との関わりが薄れていく社会。仕方ないのかな。
by uzuzun_55 | 2005-03-01 16:15 | 時事ネタ
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