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『純愛中毒』
レンタルが開始されたので、早速借りてみた。
一言「衝撃のラスト、そして...日本語タイトル”純愛中毒”に脱帽」

ストーリーは、コンサート・プランナーのウンス(イ・ミヨン)は、夫で家具工芸家のホジン(イ・オル)、そして義理の弟でカー・レーサーのテジン(イ・ビョンホン)と三人で、郊外の一軒屋で幸せな毎日を送っていた。テジンがカー・レースの決勝戦に出場した日、仲のよかった兄弟は同日同時刻に別々の場所で事故に遭い、共に昏睡状態に陥る。1年後、弟だけが意識を回復するが、彼には兄の魂が宿っていた...そして兄嫁は弟から求愛される、という内容。しかし決して普通のラブストーリーではなく、なんというか、私にはサスペンスだな、と思いました。

まだ見ていない人もいるかと思うので、ネタバレにならないように書きますが(くぅ、むずかしい)、半分くらい見たところで、「どうしてタイトルは”純愛中毒”なんだろう?」と不思議でした。そして、「結末はどのようにしてまとめるのかしら?」と首をひねっておりましたが、なんのなんの、すごいことになっていました。予想外でかなり衝撃的でした。そして日本語タイトル『純愛中毒』の命名に感心した次第です。

テジン役のイ・ビョンホン(余談ですが、別のドラマと同じ名前なのがなんとも...^^;)の演技が見事で、”死んだ兄の魂が乗り移った弟”という非現実的な役を、とてもリアルに演じきっていました。さすがです。とくに目の表現が絶妙で、ぐぃぐぃひきこまれていきます。彼の演技の上手さがこの映画の成功に結びついていますね。ホント、上手いです。

主役二人の脇を固めるイ・オルとパク・ソニョンの存在感ある演技も良かった。
監督はパク・ヨンフン。脚本はピョン・ウォンミとソン・ミノ。脚色は『猟奇的な彼女』、『ラブストーリー』のクァク・チェヨン監督、とのこと。

今後も劇場公開するところがあるらしいです。オススメの作品です。
でも、できるだけこの映画に関する情報は収集しないで見た方がいいでしょうね。

『純愛中毒』公式サイト
by uzuzun_55 | 2004-09-04 18:50 | 【韓国シネマ】
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