BS朝日で月曜日に最終回(全26話)をむかえた『魔王』。素晴らしい作品でした。毎日放映してくれてありがとう!>BS朝日さん! 週1回の放映ではとても我慢できなかったでしょう。『復活』や『あの青い草原の上に』などを手がけた、パク・チャノン監督と脚本家キム・ジウのコンビが組んだ2007年韓国放送の『魔王』。高品質なドラマだったにもかかわらず本国での人気はいまいちだったようですね。残念。 主演は、前作『復活』で二役を演じたオム・テウン、『宮(クン)』で皇太子役を演じて脚光を浴びたチュ・ジフン、映画『甘い人生』でイ・ビョンホンと共演したシン・ミナ。 【あらすじ】 差出人不明のタロットカードから始まった―― 正義感あふれる刑事カン・オス(オム・テウン)のもとに、ある日、宅配便で1枚のタロットカードと奇妙なメッセージが届く。その晩、大物弁護士が殺され、現場にはオスに届いたものと同じタロットカードが...そして第二の犯行が。オスはタロットの絵を描いたという女性ソ・ヘイン(シン・ミナ)と出会う。彼女は、触れた人や物にまつわる記憶が見える“サイコメトラー”だった。弁護士殺害の容疑者を弁護した若手弁護士オ・スンハ(チュ・ジフン)とも深い縁があり...やがて12 年前のとある殺人事件へと導かれていく―― 『復活』と同様に、とても見ごたえのある作品でした。脚本の構成もうまいと思いましたし、わりと斬新な手法もとりいれドラマを最後まで魅せるテクニックはさすがです。監督の手腕に脱帽です。さらに、出演者たちの演技が素晴らしかったです。脇をかためたベテランはもちろんのこと、主演の二人もそれぞれ個性があって良かったです。 オム・テウンはやっぱり上手いですね。前作の『復活』でも刑事役だったので、かぶるかなーと思っていましたが、まったくその気配を感じませんでした。カン・オスの喜怒哀楽を見事に演じていました。ちょっとした表情の変化でそのときの心理を見事に表現されているところがとても魅力的です。 チュ・ジフンは、はじめは棒立ちで”一生懸命演技してます”オーラがでていて、ちょっと浮いた感じがあったのですが(えらそうにスミマセン!)、ドラマが進むにつれ、おさえた演技の中にも迫力が増していきました。スターならでは輝きでしょうか。難しい役どころを魅力的に演じていました。 ヘイン役のシン・ミナ嬢。今回のドラマでは聖母マリアさま的な存在で、唯一、ほっとできる存在でした。私は『美しき日々』でのビョンホン妹の印象があまりにも強くて、こんなにも大人の女性を演じるようになっていたとは驚きです。抑えた演技がとてもよかったです。特殊な能力をもっていて(ちょっと無理もあったけど)敬遠がちになりそうなところを、やさしい微笑みで包んでくれる貴重な存在でした。特にオスとスンハの二人にとって... スンハはヘインのような女性ともっと早く出会っていれば、きっと違った人生だったのにな...と思わざるを得ません。 そして一番驚いたのがキム・ヨンチョルを演じたチョ・ジェワン。『復活』のアン秘書だったとは、途中まで全く気がつきませんでした。この役のためにそうとう太ったということですが、すごい変貌ぶりです。容姿だけでなく、演技もすごいです。恐るべし韓国俳優! ここからネタばれします 完走してからずいぶん時間がたってしまいました。ヒョンビン&ソン・ユリ主演『雪の女王』感想です。昨年BSジャパンで視聴しました。本国では2006年11月に放映されました。監督は『ごめん、愛してる』のイ・ヒョンミン、脚本は『冬のソナタ』のキム・ウニとユン・ウンギョン。アンデルセン童話をモチーフにしたピュア・ラブストーリーです。 【あらすじ】貧しい家庭に生まれ、サラリーマンになって大切な家族と幸せに過ごしたいという夢を持っていたハン・テウン(ヒョンビン)は、数学の才能を見出され“天才”と脚光を浴びるが、その名誉と賛辞が彼から大切なものを奪っていった。高校を中退し、三流のボクシングジムのスパーリングトレーナーとして働いていたところ、ボラ(ソン・ユリ)と運命的な出会いをする。彼女は飛び抜けた美貌と裕福な家庭で育ったわがまま娘だが、筋無力症という難病をかかえていた。テウンとボラの凍った心が、次第に溶けはじめて…。(公式サイトより引用) とにかく音楽が良かったです。あまりにも素敵な音楽で、映像が追いかけてくる感じ。シーンがよみがえる...といいますか。わかりきったストーリーでも号泣してしまうのは、音楽あってのこのドラマだったと断言できます。 ヒョンビンは『私の名前はキム・サムスン』で一躍大スターになったわけですが、私はこのドラマのヒョンビンの方が何倍も好きです。ハンサムでお金持ちの御曹司より、影のあるテウン役がピッタリでした。眼差しといい、セリフの発し方といい。とても良かった!! そして、ソン・ユリ嬢。演技力の自信の無さから『春のワルツ』を断ったとききましたが(本当かどうかわかりません)、この作品では人に心をひらかない、高飛車なお嬢様役ということで、つっけんどんな下手な演技(失礼!)がかえって良かった気がします。うまくコミュニケーションをとれないところが不自然じゃなかったというか(^^; かわいいから許せる、というか。 このドラマを見はじめて、何故かMISAを思い出しましたが、監督が同じと知って納得です。雰囲気がちょっと似ています。音楽の使い方も。ありきたりの内容でも、どっぷりハマッてしまう魅力がありました。久しぶりに音楽に感動したドラマでした。 BSジャパンでは第一話冒頭の重要なシーンが抜けているのが非常に残念です。 ヒョンビン渾身のシーンだっただけに。 オマケ ![]() イ・ダヘ、イ・ドンウク、イ・ジュンギ、パク・シヨン出演のラブコメディーです。 ユリン役のイ・ダヘ、とてもキュートでかわいく演じていました。『グリーンローズ』では耐え忍ぶ、芯の強いお嬢様役でしたが、このドラマでは親しみやすく、誰とでもすぐ仲良くなってしまう天真爛漫な詐欺師。全く違う役なのに、見事でした。 ゴンチャン役のイ・ドンウク、初めてみましたが、日本で人気が出たこと、大いにうなずけます。美しい男性といえばイ・ジュンギでしたが、このドラマで両者を比べるとイ・ドンウクの勝ちかな、と思います。 さて、このドラマ。とても楽しくて、時にはホロリとさせ、吹き替えにもかかわらず、とても面白かったドラマです。色々感想はあったのに、ラストシーンで全てが吹っ飛んでしまったのは私だけでしょうか(^^; 衝撃的でした~そういえば同じ脚本家に同じプロデューサだったか...と 遊び心があるスタッフに一本やられました(笑) このドラマを見る前に『怪傑春香』を先にご覧になることを強くおすすめします! ここからネタバレです~ 東京MXテレビで放映中だった『雪だるま』昨夜最終回(第20話)を迎えました。 うーん、なんか胸につまったような感じで”後味スッキリ”とはいきませんでした。このドラマは誰目線で見るか、によってずいぶん感想が違うんじゃないでしょうか。たぶん人気のあるキム・レウォンくんに感情移入してみると「かわいそう(泣)」となるでしょう。実際、何もかも無くして一番報われなかったのはチャ・ソンジュン(キム・レウォン)でした。あらすじはテレビサイトを参照して頂くとして... まず、義妹に慕われる難しい役どころを演じたチョ・ジェヒョン氏(ハン・ピルスン役)に拍手を贈りたいと思います。これほどまで別人になりきってしまうとは、正直驚きです。別人というのは今までみた役柄(「Happy Together」「ピアノ」「愛していると云ってくれ」etc)を同じ人が演じたとは思えないくらい別人になりきっていました。アッパレです。まず、そのことに驚いて見ていました。みなさんが絶賛する意味がわかりました。 そしてソ・ヨヌク役のコン・ヒョジン嬢。演技が上手いのは前から知っていましたが、ちょっとこのドラマでは損な感じです。全く感情移入できませんでした。主人公に感情移入できないと、ちょっと...という感想になってしまいます。押しが強いというか、自分の気持ちを押し付けるというか、なんか見ている私は引いてしまいました。もっと弱弱な雰囲気をだすか、逆に明るく健気にして涙をさそうかしないと、視聴者に共感を得られないのでは...と感じました。 ピルスンが戸籍上は一緒になれない、法的には認められない、と言っていましたが、韓国では亡き姉の後妻にその妹がなるということは認められないのでしょうか?3年後に生まれた赤ちゃんの戸籍は? 私は、ソンジュン(キム・レウォン)寄りで見ていた訳ではありませんが、ヨヌクとピルスンが一緒になるっていうのをどうしても応援しきれませんでした。そのへんが痛いですね。 義兄と義妹の愛を独自の視線で描いたこのドラマは、とても重い内容です。倫理問題(?!)に触れながらハッピーエンドにもっていく脚本はアッパレでしょう。でも、どうしてもヨヌクに共感できなかった私は手放しで喜べません(しつこい?)。何か胸にひっかかったままThe ENDです。 ちなみに、このドラマの脚本を手がけたキム・ドウ氏は『私の名前はキム・サムスン』も書いています。 尚、来週からは『勝手にしやがれ』が放映されます。 主演:ヤン・ドングン、イ・ナヨン、イ・ドンゴン、コン・ヒョジン < 前のページ次のページ >
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