2008世界フィギュア 男子シングル
とうとう終わってしまいました。今年の世界フィギュア選手権大会@スウェーデン
女子シングルに引き続き、男子シングルも大混戦、ドラマが待っていました。
私はJ Sports Plusでの生観戦。おなじみ小林アナウンサーに樋口先生、そして田村岳斗さんが解説者に初登場です。男子は20:40から放映開始。女子のように徹夜にならなくてすみました。
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優勝:Jeffrey BUTTLE (CAN)
  [SP1位 82.10] [フリー163.07 TES84.29 PCS78.78 合計245.7]
最終滑走のジェフリー・バトル!最高の演技でした。最終グループ6人の中で唯一4回転を持っていないバトル。SP1位になっても、正直優勝は難しいな、というのが誰もが予想したこと。ところが!本領発揮のノーミス。素晴らしいスケーティングと音楽表現。大技がなくても観客を魅了させることのできる数少ないスケーターがやっと世界一の称号を与えられました。本当に嬉しいです!スケーティングの技術と芸術性が飛びぬけている選手がジャンプまで完璧にこなせば、もう敵は無い!といったところでしょうか。トリノから調子をこわしていたので、今年の優勝は本当に嬉しい(泣)
頑張ってきた姿に勝利の女神が微笑んだ瞬間でした。

2位:Brian JOUBERT (FRA)
 [SP6位 77.75] [フリー153.47 TES74.11 PCS79.36 合計231.22]
ヨーロッパ選手権のときは何だったの?というような復調ぶり。流石です。最終グループは何となく悪い流れが漂っていましたが、元世界王者にはそんなの関係ありませんでした。しっかり場の空気をよんで4回転を1度にとどめ、しっかりまとめてくるあたりは場慣れしている証拠。演技にもオーラを感じました。演技終了後には勝利を確信していました。
しかし、優勝することはそうたやすいことではなく、最終滑走のバトル演技を見ながら顔面蒼白になっていく姿が映っていました。油断が優勝を逃しました。

余談ですが、フィギュアスケートは大技を決めれば良いってもんじゃないです。
基本はスケーティングだと思っています。ジュベールはバトルを甘く見すぎていましたね。

3位:Johnny WEIR (USA)
 [SP2位 80.79] [フリー141.05 TES67.21 PCS73.84 合計221.84]
ジョニ~!!銅メダルおめでとう!!本当に嬉しい(泣)
今までメダルを手にしていなかったことが不思議です。
全米選手権に引き続き、4回転へ挑戦。両足着氷にはなったものの、無難にまとめて素晴らしい滑りを魅せてくれました。残念ながらトリプル-トリプルが入れられなく、本来のスケーティングではありませんでしたが、この大舞台で最後まできっちりまとめられたこと、昨年までとは違う、強いジョニーが今年は見られて、本当に嬉しかった。今季からコーチのズミエフスカヤ、ペトレンコと一緒に頑張ってきたことが報われましたー本当に嬉しい!

Daisuke TAKAHASHI (JPN)
 [SP3位 80.40] [フリー139.71 TES64.15 PCS76.56 -1.00 合計220.11]
優勝候補の筆頭だっただけに4位という結果は残念ですが、優勝をとりにいってのミスだったので、高い次元での勝負。高橋選手を目指してくる時代がきました。そして滑走順の影響がでてしまいましたね。後にすごい選手たちが控えていたので、4回転を2回、どうしても決めておきたかったのでしょう。優勝をとりにいくということはこういうことなんですよね。
さらに、最後のジャンプを無理やりコンビネーションにしたことでノーカウント。冷静さを失っていました...悔やまれる大きなミスでした。
今大会は今までと違って、男子シングルが最後の種目となりました。普通は女子が最後。なので、現地入りしてからずいぶん時間がたってしまったり、本番リンクで練習できなかったりと慣れないことづくしだったのでは、と想像します。本人も調子がおちていってしまったと言っていましたしね。試合をピークにもていく強さも必要。優勝って本当に難しいな、と実感です。
でも確実に世界トップスケーターの一人なのですから、今後も大いに期待しています!
来季のプログラムも楽しみです。

5位:Stephane LAMBIEL (SUI)
 [SP5位 79.12] [フリー138.76 TES63.04 PCS75.72 -1.00 合計217.88]
解説の樋口先生が「彼の日ではなかった」の一言が印象的でした。
ところどころでジャンプのミスが響いて、どうしても波に乗れなかった印象です。フィギュアでフラメンコの曲を使う人、とても多いのですが、お世辞にも音楽と一体になっているとはいえないものばかりでした。ところが、ランビエール選手のフラメンコはとても勉強されているようで、フラメンコの世界を唯一表現できていた選手といえます。それだけに今年はちょっと残念でしたが、彼の芸術性は誰もが認めるところ。来季も楽しみにしたいです。
とりあえず、トリプルアクセルの成功率を高めましょう( ̄^ ̄)

11位:Jeremy ABBOTT (USA)
 [SP14位 65.61] [フリー13.65 TES67.45 PCS66.20 -2.00 合計197.26]
私のお気に入り、ジェレミー・アボット選手のフリー。SPとフリーの両方でしっかり4回転を決められたこと、素晴らしかった。トリプルアクセルの失敗、ディダクション-2が痛かった。でも伸びのあるスケーティングは健在、とても素晴らしいプログラムだと思います。
第二グループでの滑走だったので、地上波で放映されたか心配。

ヨーロッパチャンピオンのトマシュ・ヴェルネル選手、SP4位発進でしたが、フリーは20位、総合15位と失速してしまいました。ジュベールやランビエールを破ってのヨーロッパチャンピオンという称号をひっさげて、目に見えないプレッシャーもあったんでしょうか。フリーではジャンプがことごとく決まっていませんでした。

小塚選手が見事8位に入る大健闘!初出場で素晴らしい演技でした。
スケーティングのうまい選手なので、上体をもっと使うことができたら、世界のトップもそう遠くないです!今後の成長、本当に期待しています。

高橋選手が4位、小塚選手が8位に入ったことで来年の日本男子の3枠をキープすることができました。女子ももちろん3枠です。

結果はコチラ(ISU)
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by uzuzun_55 | 2008-03-25 13:40 | 【フィギュアスケート】
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