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スペイン国立バレエ団
スペイン国立バレエ団_b0006749_13561211.jpg8/26(金)Bunkamuraオーチャードホールにて『スペイン国立バレエ団』(芸術監督:ホセ・アントニオ)観てきました。当初はボレロやタラントだったのですが、演目が変更になり、日本初演のものになりました。
第一幕:「アイレス・デ・ビジャ・イ・コルテ」
スペインの古典舞踊です。バレエでもなく、フラメンコでもないですね。スペイン各地の民族舞踊、クラシック音楽にのせて軽快にパリージョ(カスタネット)のリズムが響きます。お人形の世界に入りこんだような、そんなかわいらしい雰囲気でした。恐らく、非常に高いテクニックが必要とされるのに、軽々やってみせるのは、さすがスペイン国立バレエ団だな、と思いました。様々なフォーメーションで構成され、これぞスペイン舞踊!粋な感じでした。

第二幕:「ラ・レジェンダ」
圧巻でした~かつてカーネギーホールを満員にし、数多くの映画に主演した舞踊家カルメン・アマジャ。彼女のイメージをそのまま、フラメンコ舞踊化したものです。ホセ・アントニオはこの作品をつくるにあたって、カルメン・アマジャを、身体(女)と精神(不滅)、二人の女性舞踊手で表現しています。第1幕とはうってかわって、フラメンコの世界が堪能できます。

アレグリアスでは男装の女性と女性舞踊手がからみ、身体と精神、二人のカルメンが現れます(かつて、カルメン・アマジャは男装の麗人と言われていたそうです)。エスコビージャの速いこと、速いこと!クリアな音で美しいです。
特にクライマックスのシギリージャでは4m以上もあると思われるバタ・デ・コーラ(上記ポスターの衣装)を自在に操っていたウルスラ・ロペスの美しさにうっとり。普通は、あの長さで踊れません(キッパリ!)。私達が作ったバタ・デ・コーラはこれに比べると紙みたいなものだね、なんて冗談言ってました(爆)
フィナーレではブレリアも披露してくれ、とても素晴らしい舞台でした。
やっぱりライブはいいですね~
by uzuzun_55 | 2005-08-29 14:31 | 時事ネタ
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