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ラブストーリー《原題:クラシック》
やっと見ました。一言「せつない...」

ソン・イェジン(夏の香り)主演、クァク・ジェヨン監督(猟奇的な彼女)となれば
見ない訳にはいかない。しかし日本で公開されていた時期は、まだ韓国映画に興味が薄かった頃で、残念ながら劇場で見ることができなかった。
しかし、友人がDVDを購入したので、それを見せてもらった。

古典的なラブストーリーといってしまえばそれまでだけれど
見始めると、どんどん吸い込まれていく。”時空を超える愛”というと、とても大げさでご都合主義な感じがするが、そうとわかっていても”想いつづける”たしかな”愛のかたち”に胸を打つ。

圧巻だったのは、ジュナ役(母の恋人)のチョ・スンウの演技。言葉を発しなくても伝わってくる思い。見ていて胸が苦しくなる。甘美なピアノの旋律と美しい田園風景をバックに友情・激動の時代・家族、いろんな想いが丁寧に描かれる。そんなクァク・ジェヨン監督の手腕にまんまとハマっている自分がちょっと嬉しかったりする。

一番好きなシーンは、ヒロインのジヘが憧れの先輩も自分を想っていたことを知って、雨の中を傘をささずに走っている場面。「夏の香り」でも雨のシーンが多く、とても重要だったりするので、雨が好きになりそうです。

一番泣けたのは、やっぱりラストかなぁ

同監督作品の「猟奇的な彼女」での名台詞
「頑張った人にだけ、偶然という橋がかけられる」
by uzuzun_55 | 2004-08-03 01:30 | 【韓国シネマ】
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