ロング・エンゲージメント
b0006749_12583483.jpg『ロング・エンゲージメント』見てきました。一言...「恋愛物語と思ったら...つらすぎた。戦争シーンが...これは戦争映画です。」

「アメリのスタッフが、アメリよりも泣ける映画を作った」という前評判+映画好きの知り合いのススメもあって、すごく軽い気持ちで見にいきました。ところが冒頭からびっくりです。時は1917年、第一次世界大戦の真っ最中。土砂降りの中、5人の兵士が最前線の塹壕に連行されていくシーンから始まります。
「あれ、ロマンスものでは?恋愛の話は??」
劇場で予告編を見た限りでは、純愛ラブロマンス、という雰囲気でした。予備知識を全く持っていなかったので、ガツンっ!て感じでした。物語は壮大です。軽いロマンスものと思っていた私には衝撃的でした。

休戦状態になったあとの1920年フランス。マチルド(オドレィ・トトゥ)は、結婚を約束したまま戦地に出兵してしまった恋人、マネク(ギャスパー・ウリエル)の死を受け入れられない。
マチルドは「彼に何かがあったら、絶対に何か感じる」強い信念を持っています。
そして、マネクの最期について弁護士や私立探偵を雇って調べ始める・・・。

フランス映画ですが、巨額の制作費使ってます(アメリカ資本?かな)。
まだ見ていない人(これから見る予定の人)はこの先を読まない方がいいです。



「フランス人名が飛び交って謎解きの過程は追いづらかった」と事前に聞いていたので、名前とエピソードには気をつけていました。注意していないと、誰が誰だかわからなくなります(^^;

そして何よりビックリしたのが、ハリウッド女優”ジョディ・フォスター”が出演していたこと。はじめは「あれ、よく似ているなぁ」と。すっごく流暢なフランス語で話しているし。でも、でも、見れば見るほど「似てる!」何度もアップになってからは「間違いないっ!」と確信しました。そしたらエンド・ロールでしっかり名前が出ていたので、自分の正しさに優越感(^^)
カメオ出演じゃなかったんですね。何でもご本人から直接監督に出演依頼したとか。

フランス・ブルターニュの美しい景色、風格ある建築物、美味しい料理(おじさんとおばさんが食べていたクレープ、美味しそうだった)などなどカメラアングルが素晴らしく、キレイな映像も多かったのが唯一ほっとしたところ。そして、全編通じてイエロー系(セピアより少し黄色目多し)のフィルターをかけていたので、戦争シーンが多い中、温かみのある雰囲気も感じられました。

謎解きの部分も、まぁまぁ楽しめたのですが、ラストがあっけなかった。
あれだけひっぱっておいて、もうおしまい?!
もう少しドラマチックに盛り上げてもよかったんじゃないかな~
戦争シーンを省いてでも。これは好みの問題でしょうが...

戦争の痛みが充分伝わってきた映画でした。このご時世、やはり戦争は無意味なこと、この心は絶対に忘れてはいけない、と強く考えさせられました。主人公が「マネクは生きている」という愛する人を思う強い気持ちよりも、戦争の悲惨さの方が印象強く残りました。
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by uzuzun_55 | 2005-03-18 13:01 | 【映画生活】
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